視力回復

眼科医がレーシックを活用しない理由

スポーツ選手もタレントさんもレーシックを受けて、裸眼での競技、仕事が可能となり快適な生活を送られています。
レーシック専門クリニックでも安全な手術としてこの施術を進めていますが、眼科医の中にはレーシックを行ったという医師が少ないと言います。
この施術を行っていて、安全性が高いものだと一番よく知っている眼科医がこの施術を行わないのはなぜなんでしょう。

あるアンケートを見てみると、レーシックに賛成するという眼科医と反対するという眼科医はほぼ同じくらいです。
特に年齢の高い医師ほど、この施術に対して反対意見が多いと言います。
レーシックが日本で行われるずっと以前、アメリカでもまだまだこの施術が行われることのなかった1939年に行われた近視矯正の施術について、後遺症があったことから、この施術に対する消極的な意見が多くなっているのかもしれません。

この1939年に行われた施術では視力矯正がしっかりできたにもかかわらず、10年以上経過してから後遺症が発症したといいます。
つまり、手術当時は何ともなく、その後後遺症が出てしまうということが医師たちにとって大きな問題となったのです。
このことが特に年配の医師の方々にレーシックへの反対意見が多い要因となっているようです。

また医師はメガネをかけている方が多いと感じます。
目という部分の専門家ですから、目の健康を害するようなこと、リスクを冒すことは極力しないのでしょう。
コンタクトレンズに関しても現在はかなり質の高いものが利用されていますが、目に異物を装用するという事自体、目にとってはいいことと言えません。
そのため、眼科医はレーシックはおろかコンタクトレンズさえもしないほうがいい、する必要がないと考えているのです。

ただ、眼科医が全くレーシックを行わないという事はありません。
かなり強い近視の医師などは施術を行っています。
安全性が高いという事をよく知っているのも、眼科医ですから、「必要性」を感じれば施術を行っているのです。


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