レーシックの保険適用

レーシックといえば、最近安くなってきたとはいってもやはり自由診療、他の病気などの治療と比較するとかなりの費用がかかります。
費用の事がネックとなって手術を躊躇されているという方も多いでしょう。
では、この手術について医療費控除以外に、何かの手段がないのでしょうか。
実は一部の医療保険、生命保険の中にレーシックも対象となる保険があります。

まず保険契約を見てみましょう。
2007年4月以前に契約した医療保険であり、その中に「感覚器又は子器の手術に関する特約」という項目があり対象となっていれば、レーシックの費用も対象内という事になり、保険金が支払われるでしょう。
この2007年4月というのは、契約条項の改定が行われた年です。
この改定により、それまでとは違い、レーシックが対象となる手術に関する項目が無くなった、また病気限定された内容になってしまったようです。

実はレーシック手術が日本でもできるようになってから、生命保険や医療保険でレーシック手術に関する保険へ加入し、術後解約するという方が続出してしまったのです。
生命保険や医療保険が利用できるという事が広まったのでしょう。
そのため、保険会社が契約条項の改定を行いました。
確かにその方のレーシックの為に保険契約があり、手術が終わってから解約されたのではその手術の費用を出すためだけの保険になり、意味がありません。
保険会社も慈善事業を行っているわけではありません。

現在も、保険会社によってはレーシック手術を対象としたものがありますが、金額がかなり高額、また他の部分の保障内容がかなり古いものとなっていて、レーシック以外、自分の為になる保険となっていないからです。
もし医療保険や生命保険で対象外という事であっても、医療費控除の対象となりますし、分割での支払いも可能なので、もし今すぐにでも受けたい、医療保険等加入がないけれど手術をしたいという方は、そうした控除などを利用し、お得に手術を受けられる方法を考えましょう。
皆さんも是非レーシックに挑戦してみてはいかがでしょうか。