視力回復

レーシック手術の全身麻酔について

レーシックの施術は目に対しての施術なので恐怖心があるという人の方が多いでしょう。
自分の体に施術するということはどの部分でも不安ですが、特に目、というと、「手術中、やっていることが見える」という事もあり、他の部分よりも恐怖心が強いかもしれません。
レーシックは通常、点眼麻酔で行います。
点眼タイプの麻酔薬を利用することで痛みも感じることなく手術が終わるので、実際にレーシックを行った方に聞いてみると、あっという間に終わったという意見が圧倒的に多いのです。

また、全身麻酔でやってほしいという方も多いようです。
確かに全身麻酔なら眠りから覚めたときにはすべて完了しているのですから、恐怖心も薄れるかもしれません。
でも、どんな手術でも全身麻酔はリスクがあります。
例えば全身麻酔によって頭痛や吐き気が出る、末梢神経を損傷し知覚麻痺などを起こすこともあります。

最も重大なリスクとしては心筋梗塞や心停止、気道閉塞や肺水腫、輸液によるアレルギー、悪性高熱などがあります。
こうした重大な危険性が起こる事は稀ですが、起らないという事は100%言い切れないです。
昔と比較するとこうした麻酔によるリスクは、現代医学の進歩と共に薄れていることは間違いありません。
でも、こうした危険性が数パーセントでもあるのなら、リスクの少ない方法で行う方がいいのです。

点眼による麻酔は、確かに何をしているか見えますし、周りの音も耳に入るので怖い、不安という気持ちがぬぐえないかもしれません。
でも、逆に考えてみれば、医師が何をしているのか、今何が行われているのかがわかる方が、やはり安心ともいえるのです。

レーシックは、成功率の高い手術です。
成功率が100%とはいきませんが、失明などの重篤な状態になる失敗は報告されていません。
点眼による麻酔が体に及ぼすリスクも少なく、最適とされているのですから、少しでもリスクが高い方法をあえて選ぶ必要は全くないのです。
不安要素があるのなら医師やスタッフに質問してみましょう。


このページの先頭へ